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ベトナム移住への道(空港編)

こんにちは SHJRです。

 

最近人気のベトナム。今はコロナウイルスの影響で入国は難しいですが、

日本から直行便で約5時間程度。昨年は空港や街でよく日本人を見かけるように

なりました。

旅行で来た人の中に、

「ベトナムに住んでみたいなぁ」と思う人もいると思います。

そこで私が経験した移住までの道のりを紹介したいと思います。

まずは空港編です。

 

目次

1.まずは旅行で

私はベトナムで働く事が決まるまで、一度もベトナムに来た事ははありませんでした。

旅行で5月に1週間ホーチミンを訪れました。

東南アジアへ旅行経験がある人は、イメージが沸くとは思いますが、初めての人は空港を降りた瞬間、

「蒸し暑さと人々の熱気」で驚くと思います。悪気はないようですが、かなり距離が近いです。

一列に並ばなかったり、声でかいし(笑)

空港でいきなり人間の本性むき出しなシーンに遭遇します。

このカオス感を楽しめる人はベトナム移住はOKだと思います。

 

2.ホーチミン空港について

ホーチミンには国際線ターミナルと国内線ターミナルがあります。(連結してません)

日本からだと国際線ターミナルに到着します。空港はさほど大きくありません。

飛行機を降りると、まずイミグレーションに到着します。そこで入国審査を受けます。

(ビザの申請はイミグレーションの横にあります。入国審査前に申請します)

 入国審査を終えるとエスカレータを降りて、荷物をピックアップします。

以前知らない人が私のーツケースを持って帰ってしまう。

という事件に遭いました。

その際の問い合わせ窓口は、同じフロア内にあるので、自動ドアを出る前に空港職員に事情を

伝えてください。(英語orベトナム語)。紳士的に対応してくれます。

私のスーツケースは無事戻ってきました。

3.ビザについて

日本国パスポート所有者は、滞在日数が15日以内であれば、ベトナム入国時にビザが必要ありません。ベトナムに入国して出国後30日以内に再度ベトナムに入国する場合は必要です。

ビジネスビザを入手する場合は、招聘状を日本であらかじめプリントアウトしておき、顔写真

(私は忘れてビザセンターで撮影)を持って、イミグレーションの左側にあるビザセンターで

申請&支払いを済ませます。(私は米ドルで支払いました)。

4.通信手段について

通信手段の確保は日本よりベトナムの方が簡単に設定できます。

まず空港内のイミグレーションに辿り着く前と後に、「SIMカード!」と叫ぶお兄さん、お姉さんが現れます。ここは街で買うより割高ですが、空港に出てすぐ連絡したい!という場合の方は、このイミグレ前か、荷物をピックアップした後、自動ドアを抜けるとレンタカーの勧誘ブース周辺で購入可能です。

SIMフリーの携帯を持っていたらすぐ設定してもらえます。

値段は1000円程度だったと思います。

 

5.ホーチミン市内への移動手段について

私が初めてベトナムを訪れた頃はアメリカの配車サービス「UBER」がまだベトナムで

サービスを行ってましたが、現在は撤退してシンガポールを拠点とする「GRAB」がサービスを行っております。GRABをご存知ない場合、空港内でエアポートタクシーの手配も可能です。ベトナムの相場ではかなり高額ですが、安全です。

(空港から市内中心部まで1800円くらい?)

最近ホーチミン日本領事館からも注意喚起が出てますが、「偽GRAB」が頻繁に客引き

しており、高額な料金を請求して利用客とトラブルが起きてます。

慣れている方は断るだけの事なんですが、見た目は白いシャツで首からGRABのネックストラップを掛けて「GRAB?」と声をかけてきます。

ひどい奴はこちらがGRABをすでに手配しているのに私の携帯を触ろうとしてくる輩もいるので、まぁ面倒くさいです。

基本的に声をかけてくる奴は怪しい。で問題ありません。

 

バスも運行してます。中心部のドンコイ通り行きで40000ドン(200円くらい)

GRABは時間帯で料金は変わりますが、だいたい100000ドン(500円くらい)

ただ、GRABは高確率で英語が通じません。

行先をグーグルマップで見せるか翻訳ソフトを見せるかすれば必ずなんとかなります!

あとホーチミン空港は車両の入場に10000ドンかかります。支払いの際に追加されます。

これを知らないと

「ぼったくられた??」

と勘違いします。

これは1台につき10000ドンです。1度だけ1名10000ドンを請求したドライバーに遭遇した事があります。知っていれば防衛できる知識だと思います。

 

次回はGRABについてもう少し紹介します。

 

日本の靴業界について

こんにちは SHJRです。

 

最近のスニーカーブームの影響で、スニーカーを履く人を見かけるようになりました

が、実際、日本の靴市場はどうなっているのかを紹介したいと思います。

 

2018年の日本の小売市場

(スリッパ、サンダルを除く)は

金額で1兆8360億円

足数で4億2340万足

の市場規模です。

2016年は4億1910万足

2017年は4億2190万足と、

増加傾向にあります。

2013年以降はスニーカーやスポーツシューズが市場をけん引している様子です。

通勤などでスニーカーを履く人をよく見かけるようになりました。

*1

 

現在、日本国内に大小150社前後の靴メーカーがあります(外資系含む)

東京は浅草、関西だと神戸が有名です。他に九州の久留米など。

スニーカーブームの影響で2016年頃より、革靴を製造・販売している会社が倒産に

なるニュースもあり、日本の靴市場も変革期に来ていると思われます。

 

以前は国内で企画・開発・自社工場で生産といった流れが主体でしたが、今は海外の協力工場で生産し、日本へ輸入する企業が増えて、中国製、ベトナム製が主流となってます。

最近だと、カンボジア製、ミャンマー製、インドネシア製などが増えてきてます。

さらにはバングラディシュ製やインド製も見かけるようになりました。

 

2018年の日本への国別輸入内訳は

(単位:千足)

  1. 中国 527,599                  前年比101.0%
  2. ベトナム   71,642      前年比120.3%
  3. インドネシア   29,018    前年比105.9%
  4. カンボジア      12,765     前年比107.2%
  5. ミャンマー        9,325     前年比101.9%

という順位です。まだまだ中国の生産数は圧倒的ですが、伸び率はベトナムが目立って

ます。世界的なスポーツブランドが中国からベトナムに生産拠点を移動した事で

インフラ整備も充実しており、現在はベトナムが海外生産の中心になりつつあります。

しかしハノイ周辺の地価や平均労働賃金も上昇してきているので、将来にはベトナム

よりさらに西の諸国へ拠点が移動するかもしれません。

 

 

 

 

*1:シューズブック2020年版より引用

海外ブランドを日本デビューするまでに必要な事は?

こんにちは SHJRです。

 

前回紹介しましたベトナム発のシューズブランド「モット」を日本市場で販売する事が決まり

企画立案から日本へ紹介するまでに準備してきた内容をご紹介します。

1.コンセプトを大事に

日本の靴売り場を想像すると、無数のブランドが所狭しと並んでいます。

新参者のブランドは、売り場のバイヤーや発信媒体と組んで、プロモーションや

イベントなどを催し、来場客の目に留まるように計画します。

色々時間とお金を投資しても、市場のトレンドが去ったり、代理店との契約が切れて

急に姿を消したり、撤退するブランドが多くあります。

いつの間にか店頭から消えているブランドってありますよね。。

 

この激戦の中で長きに渡り店頭で人気のブランドは、ぶれないコンセプトがしっかり存在

しているのが長生きの秘訣の一つだと思います。

例えばコンセプトに必要なキーワードは、

  • 歴史、伝統、ストーリーがある。(男性は好きです)
  • 開発秘話がユニーク
  • 記憶されやすいネーミング
  • 人々が興味あるトピックに合っている

などがあります。

英国王室御用達」「100年以上の歴史」など好きな言葉ですよね。

「履いたら痩せる」とか「歩くだけのジム」など以前爆発的に売れた

スニーカーがありました。

また、ダブルネーム、コラボなどは最近では当たり前になってます。

 

私はコンセプトは分かりやすく、端的に、そして共感を得ることが重要だと思います。

モットのデザイナーは我々(ベトナム)は受注生産国ではない。我々の持つ歴史や伝統を

世界へ伝えたいという「情熱」がシューズに込められてます。

2.日本市場(コンシューマー)の関心事とマッチしているか?

日本の靴市場はブランドであふれています。

最近「サスティナビリティ」(持続可能性)という言葉をよく耳にします。

イタリア・フィレンツェで開催される「PITTI/ピッティ」展のシューズフロアでは、

ほぼ全部のブランドが「サスティナビリティ」、「エコフレンドリー」、「リサイクル」の

キーワードで商品を紹介していました。

プラスチック製品を使わない、二酸化炭素排出を減らすといった、地球環境を意識して

開発した商品や、地球を守る活動に市場は共感する傾向です。

 

モットはシューズは、商品購入する際に、店舗が使用するプラスチックバッグ

(ビニール袋)を減らす活動を推進するために、工場で出る残反を再利用した

エコバッグを付属しており、ベトナムの店舗ではエコバッグに靴箱を入れてお持ち帰り

いただいてます。

このエコバッグはカラフルで縫製もしっかりしており、環境配慮とブランディングが

シンプルで伝わりやすい方法だと思います。

 

3.やはりモノは大事!

当然ですが、コンセプトがあって、時代のニーズに合ってても、商品が評価されないと

モノは売れません。

モットは、ベトナム人によるベトナム素材で作られたシューズです。

 シンプルでミニマルなデザインに高機能なクッション性、カラフルなカラーリング。

 

クラシックカーに高機能エンジンを搭載したハイブリッド車のような感じです!

 

4.宣伝活動も行いました

どの業界も無名のブランドをすぐ評価してもらえるほど甘くはありません。

多額の資金をバックに広告宣伝する資金も無い場合、やはり売り込みをかける必要が

あります。今回は業界紙やフリーのジャーナリストへ売り込みをかけました。

社長の思いに共感して頂き、記事を書いてもらいました。

ありがとうございます!!

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目に留まる小売店や百貨店があれば、そこから拡がる可能性もあります。

 

迷ったら、考えるより動く! 

正解は何か?を考えるより、挑戦する事が大切。

 

 

日本でもぜひ注目されてほしいです!

 

ブログはじめました。

はじめましてSHJRといいます。

靴業界で働いてます。
大学を卒業後、地元の靴メーカーで10年間、営業をしていました。
33歳の時に外資系靴メーカーに転職。試行錯誤の日々でしたが
現在はベトナム・ホーチミン市に居住し、世界のシューズビジネスに携わってます。

45歳で日本の靴メーカーを退職し、ほぼ丸裸の状態でベトナム・ホーチミンに移住。

「発見と困惑」の毎日を送っています。

業界は変えずに転職した事は、異国の地で仕事をする上で唯一の心の支えになっています。 

 

昨年あるベトナムのシューズブランドと出会いました。

Một(モット)と言います。Mộtはベトナム語で数字の「1」を表します。

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モットは2017年にベトナム人デザイナーによる、ベトナム素材を使用した

メイドインベトナムのブランドです。

ベトナムの歴史と現代のライフスタイルからインスピレーションを受けて、ベトナム人

デザイナーが毎日履いても飽きない、シンプルなシューズを作りました。

アメリカ・サンフランシスコで工業デザインを7年間学び、その後北欧で船舶などの

デザインをしていたベトナム人が、故郷ベトナムで自らのブランドを立ち上げたい!

という強い情熱からこのモットシューズは生まれました。

 

まだ3年という若いブランドですが、ベトナム国内では、コンセプトストアやセレクトショップ

などで見かける事ができます。

このような地元ならではの情報も色々紹介していきたいです。

 また、在住者の目線から見た「ベトナムリアル」を紹介する予定です。

 

  • ベトナム移住への道
  • ベトナム旅行でのお役立ち情報
  • 靴業界の転職事情(靴業界で働きたい方)
  • 世界のローカルシューズブランドを紹介
  • 海外出張体験記
 

どうぞよろしくお願いします。